子供への定額おこづかい制は、
社畜精神を鍛え上げる諸悪の根源である。
どーも、のりマロです(^^)
ついに、小学2年生のわが家の息子にも、お金の教育を始めました!
大人になってから、大きなお金で失敗しない為、子供のお金教育で非常に良いとされる【四つの財布】システムを導入しました。
計画性のある自己資金管理力。
大人になっても全く管理できない方も多くおられます。
【財務諸表】
PL、損益計算書
BS、貸借対照表
資産と借金(負債)
お金の流れをしっかり把握しておられる方は、意外と少ないのではないでしょうか。
これは生きていく上で、大人でも、貧乏でも、大金持ちでも、非常に大切なお金の管理力を養うトレーニングです。
4つの財布の意味
1つ目の財布【消費用】
直ぐに、必ず必要なお金(文房具やお菓子など)
生きていくには経費が絶対に必要ということ。
2つ目の財布【貯蓄用 短期】
ゲームなど、少し高価なもの
3つ目の財布【貯蓄用 長期】
いざという時のお金
4つ目の財布【投資用】
プレゼントなど、人のために使うお金
人のために使えば、いずれ大きくなって返ってくるということ。
財布には、それぞれ目的を書かせて入れています。
おこづかいの方式(完全報酬制)とESBI
お手伝いや困ってる人を助ければ、その度におこづかいを渡す【完全報酬制】
ポイントは、
定額のお小遣い制ではない為、【何もしなければゼロ】
しかし、頑張れば【お小遣い以上】に受け取れるわけです。
対価を得るには、ゴールドラッシュ時のリーバイス思考が必要です。
想像力、親切心、行動力
人の困りを発見、自分の能力で解決、そして感謝される。
解決が困難なほど、大きな対価が得られるということ。
さらに、この方法での一番の収穫は、受給者意識を育てないことになります。
金持ち父さん貧乏父さんの ESBI。
左側に属する人は、それがお金持ちになれない理由である。
なので、
右側を目指しましょう。
というものです。
4つの財布のポイントと注意点

わが家のでは、この4つの財布を使い、
①お金の管理力を育てる
②少し未来を考える
③自分の資産からやりくりする
トレーニング目的として導入しました。
遅くても3年生からは、学校で使う物も給食費も経費として、全てお小遣いで賄ってもらいます。(報酬は、経費分を考慮し、多めに渡します)
どうせ払うなら、子供に稼がせて払わせましょう!経費は絶対に必要という、最高の教材です。
もっとも重要なポイントは、
親がお金の行き先や、使い方には一切口を出さないこと。
(振り分ける時とは全く別のタイミングで、軽いアドバイスはする事もあります)
経費が無く、文房具が買えなければ、存分に困ってもらいます。
自分で考えて、自分で貯めて、自分で使い、自分で後悔反省し、もっと深く考えてもらうトレーニングです。
その困った経験が、今後の大きな財産になると思います(^^)
始めて1ヶ月、気になっていた7歳児のポートフォリオ

それぞれの財布には明確な目的があり、欲しい物を買うためにお金を貯める。
しかし、お菓子やジュースも欲しい。経費もいる。
欲しい物のために、我慢もしなければいけない。
7歳児がそこまで考えて分散しています。
息子なりに考えて振り分けた現在の状況。
(振分けに関しては一切関与してません)
消費
10%
短期
90%
長期
0%
投資
0%
以外と現実的なポートフォリオに驚き。w(゚ー゚;)wワオッ!!
すべてが楽しくなる4つの財布
このシステムを導入してから、ほぼお手伝いなんてしなかった息子が、、、
写真
喜んでお手伝いしてくれます!オオーw(*゚o゚*)w
自分から進んでやれば、報酬2倍。
トイレを怖がる弟くんを連れて行ってくれても報酬です。
弟のプリント学習の先生は、報酬お高め(^^)
これは、勉強の復習+教える+お手伝い+おこづかい発生+毎日
という、メリットの塊。

少しそれますが、教えるという行為は、一番記憶に残る勉強法となります。
「ありがとう(^^)」と言われ、やったことに対してシッカリと報酬が発生し、それが結果的に、一石二鳥にも三鳥にもなります。
こちらも助かるし、気持ちよくお金を渡せます。
毎回そのお金を自分で目的を書いた財布へ振り分けるのが、本当に楽しそうな様子(^^)
私(のりマロ)は定額こづかい制でした。
私は小学校高学年時代から定額制の小遣い制で、すぐに使い切ってしまっていました。
こづかいを使い果たし、お金か必要な時、
どうやってオカンから おカネを貰うか。
日頃からそんなことばっかり考えてました(;´Д`A ```
ある日、思いついたのが、

【毎月、散髪へ行く】
散髪代は、定額小遣いとは別で貰えたので、高めの美容室(小学生カットで3500円)へ毎月通うという設定にしました。
この小学生カット3500円は、試行錯誤の結果、限界ギリギリラインでしたね。
そして、激安の床屋(スポーツ刈り800円)へ行って、残りを頂くけです(笑)
ここまでは、カワイイ話なんですが、
最終的には、親の財布から直接お金を抜いてました。

当然、バレるわけで、、、
定額お小遣い制で育つ大半の子供は、恐らく稼ぐ術を知らないと思います。
キャッシュディスペンサーの親を騙し、どうやって上手くカネを抜くか。
やはり、小さい頃からお金と正しく向き合って、キチンと教育していかないと、
私のように、誤った思考回路
に結びつく可能性もあります。
学校では教えてくれません。
4つの財布まとめ

子供達には4つの財布を通して、私自身も勉強し、正しく教えていこうと思います。
小学2年生ということで、まだまだ安いおこづかい。
今のうちに、資金管理について深く考え、くだらないものを たくさん買い、決して口出しはせず、
存分に失敗してもらいます。
そうすれば、次回からは より深く考え、次第に失敗しなくなっていくでしょう。
親が口を出せば、思考停止してしまいます。
まずは、稼いで使って金銭感覚をつかむ。
そして、この4つの財布を元に、お小遣い帳も導入し、より深く資金管理力を付け、家庭内ビジネスへ繋げ、投資の重要性についても一緒に勉強していくつもりです。
4つの財布。
簡単ですし、非常に良いので、是非、導入をオススメします(^^)
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